だいだい色の機関車を追いかけて

9割方ディーゼル機関車のブログです。

富士の新潟35t、最後の輝きを 2012.7

前にもブログに上げたのですが、こちらの手違いで消してしまい再アップです。

2017年に廃止になり、気づけばもう4年!

かつて専用線巡りをしていた頃、ここの専用線の新潟35tに惚れ込んで5回くらい訪問しました。

もっとも最後は伏木から来たD35こと日車35tの記録となりましたが…。

今回ご紹介する新潟35tと呼ばれる機関車は、前は東京の横田基地専用線の入れ換えに使われていたという話ですが、場所が場所なだけにその頃の写真は見つかりません。

 

ちなみに新潟35t機関車は、津軽鉄道茨城交通のタイプと、この専用線の機関車や新潟臨海鉄道のDD35のタイプの2種類に分類されます。(多分。)

個人的に前者は無骨的なカッコよさ、後者は何となく美しさをまとったカッコよさを感じます。

 

とにかく総延長が長い専用線で、富士駅の外れのヤードから新富士駅横の荷役ホームまで伸びる、専用線好きにはメジャーな路線でした。

新潟35tが動く前はずーっと日車25tが活躍していて、ヤードの片隅にはDD13初期車が置いてあったみたいです。

※当時のRM誌の連載・トワイライトゾーンによると使われずき解体されてしまったとの事。

 

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新富士駅近くでのスナップ。

この日は新富士駅でレンタサイクルしてグルグル回って写真を撮っていた様な。

例のDD13は↑のスナップの右側にいたみたいです。

ちなみに私が訪問し始めた頃は一部のレールは剥がされていたみたいで、DD13が解体された側線も無くなっていました。


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ヒルガオを横目に工場へ。

新富士駅付近と富士駅のヤード付近しか撮れる場所がなく、半分以上は工場内を走る謎多き専用線でした。

 

廃止直後、行方不明になっていた新潟35tが他のスイッチャーと並べられていたのは驚きました。

どこにいたんだろう?

 

ちなみに私のお気に入りの新潟35tは引退間際は2台あるエンジンの内、1台のみで最後の奮闘ぶりを見せてくれていました。

日曜劇場「とんび」に出演したのは、まさに最後の花道だったのかもしれません。