だいだい色の機関車を追いかけて

9割方ディーゼル機関車のブログです。

鹿島鉄道記念館ナイトツアーへ

5月某日、3月に決行したひたちなか海浜鉄道湊線・キハ205貸切ツアーのご縁で鹿島鉄道記念館ナイトツアーの幹事を務めさせて頂きました。

鹿島鉄道記念館は鹿島鉄道保存会メンバーで管理されており、場所は非公開。

しかしその存在は前々から存じ上げていましたので、設立されてから非常に気になる存在でした。

まさかこんな繋がりで見学が実現するとは思わず、自分でもビックリ。

湊線ツアーはあえてナイトツアーとしましたが、今回も保存会の方々からナイトツアーのご提案を賜りまして、湊線貸切の際にお声がけしたメンバーで撮影会となりました。

テーマはナイトツアーの中で現役感を出すことに重きを置きましたが、保存会メンバーのご尽力で現役感は十二分に発揮されたのではないでしょうか。

日没前に展示物を見ながら当時の思い出を語り合い、日が暮れるた時…気づいたら皆さん三脚を構えて管内は静まり返っていました。

これには心の中でクスッと笑ってしまいました。切り替えが凄すぎます。

車両はヘッドライト、テールライト、一部の室内灯点灯可能。

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石岡機関区、入庫直後をイメージ。

キハ714は90年代中頃は朝ラッシュ2連と夕方の単行1往復が定期運用でした。

その頃に乗りに行ったら車掌さんに「今日は714に乗りにきたの?」と声をかけてくれた思い出が。

現役末期は夕方ラッシュ2連が定期運用だったみたいです。

ドア配置の関係で最後までワンマン改造されなかった記憶が頭の中に残っていましたが、お話を伺うと、私の記憶で当たりでした。

その記憶力はもっと他に活かせたらいいのにね笑

と、自分自身に対して思います。
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鉾田発車前のひと時の様にスナップ。

現役感をテーマにスタフ(乗務員用の時刻表)と手袋を用意してみました。

スタフは鹿島鉄道現役時代に記録した写真を参考にしてざっくりと制作。

運転台スタフの置き場よりもスタフ自体が小さめなのも再現。

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車両と同じくらいに現役当時の空気感を出していたのは玉里駅から移設された待合室だったかもしれません。

今度はここにエキストラを配置してスナップしたいと思うくらいに。

 

あっという間の3時間。

正直、時間余っちゃうんじゃないか?と心配していましたが、蓋を開けたらアレもやりたい、コレもできたか?と、時間が足りなかったというオチつきで〆となりました(笑)

でも、これで我々が実験台になって今後の保存会の活動にプラスになれば良いんじゃないかな?と思います。

最後になりましたが、改めまして記念館館長さんと、保存会メンバーの皆様のご尽力に厚くお礼申し上げます。