だいだい色の機関車を追いかけて

9割方ディーゼル機関車のブログです。

キハ205、貸し切っちゃいました!

貸切列車。

鉄道好きなら1度は頭をよぎるのではないでしょうか。

そんな中で、いつも水郡線を撮る仲間内で出た

ひたちなか海浜鉄道のキハ205なら10万円で貸し切れるらしいよ〜」

最初はそんな形でおぼろげながらに何となーくいつもの皆さんと話していましたが、

いつまでも妄想してるならいっそ問い合わせてみるか!

とメールを送信。

すぐに詳しい内容で返信が到着。

本当にメールが返って来た!(←当たり前だろ…)と、

少し緊張気味に打ち合わせること数十通、ついに貸切当日を迎えました。

水郡線を中心に繋がりのあるご友人&巨匠と伝説の人 +ご紹介頂いた巨匠の方々を合わせた総勢21名とお子様3名。

 

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事前にツアー内容をご連絡し、人数分プリント。

普通に昼間走らすだけではベタすぎるよなー…と、あえて日没間際の発車を計画。

これが後に予想よりも大きな反響を呼ぶとは、この時は想像もしていませんでした。

 

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↑雑貨屋の配達状態に笑

 

車内の撮影用小道具も兼ねて…

ひと昔前に駅弁屋で売っていたポリの茶瓶…浅草のかっぱ橋で調達!

後は、みかんとみかんを入れるネット

それにバヤリースオレンジの瓶ジュースです。

コーラやジンジャエールは炭酸苦手な人がいると思ってパス。

 

マーズさんからは、だいだい色で徹底してるのかと思いましたよーとツッコミが入りました笑

 

みかんは本当は冷凍ミカンにしなかったですが、さすがに無理!

でも、これで子供の頃の列車旅の雰囲気が出せるかなと。

瓶ジュースはもうひと世代昔の列車旅でしょうか。

 

集合場所の那珂湊駅に…。

…?

集合時間前なのに皆さん集まり過ぎで笑いました!

集合時間は17時~17時30分と告知したのに、16時40分に受付開始!

それだけ皆さん楽しみにして下さって、乗る前から1人で恐縮しきり。

 

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ヘッドマーク作成者のしらほさんもギリギリセーフ!

デザインが茨城県の鉄道を超リスペクトしています。

作成のみならず、装着の調整まで完璧!

さすがしらほさん!でした。

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思ったよりも早く入換が完了したので、阿字ヶ浦で装着する予定だった髪切り羽黒さんからお借りした水郡線サボもフライングで装着。

これはなかなか泣ける〜。

その後皆さん持ち込んだサボを思い思いに装着。

 

夕方に発車して夜の撮影会を企画。

その判断が正しかったのかは、発車して10分後に判明しました。

この車窓を見て、まさかこんな素晴らしい車窓を見れるとは…思わずびっくり。

最初はこうなると思わずに海の方も見ていたものですから…。

前の週までは雨予報だったんですけど、参加者に伝説の晴れ男がいたからですね!さすがです。

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車内を見れば皆さん一斉にカメラを構えていました。

 

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持ち込んだ小道具の数々も役に立って何より。

トリデーさんは自ら青春のびのび切符を持ち込んで、このボックス席だけ往年の雰囲気感が倍増していました笑(高浜1号さんのツイートより引用)

 

↑ご家族で楽しんで下さった方々も。

↑車内では車掌さんが「特別放送をしますよ!!」と、臨時急行あじがうら号のリバイバルアナウンス。

 

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折り返し駅の阿字ヶ浦と勝田でも職員さんがノリノリでスナップのエキストラを演じて下さりました。

その後、車両不具合が発生して撮影会の開催が危ぶまれましたが、担当者様からOKのサイン。

(併結していた定期列車のお客様には深くお詫び申し上げます。)

 

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皆さん思い思いに撮影されていて、私もほっと胸を撫で下ろしました。

遠方からいらっしゃった方は帰りの列車の時刻ギリギリになってしまいましたが、皆様の機転で何とか間に合ったとのご連絡を頂き、この日2回目…ほっと胸を撫で下ろしました。

 

この日とても印象に残った事が2つ。

1つは約18年間の間インターネット上で繋がりのあった、ひたちなか海浜鉄道公認カメラマンの宗右衛門さんにお会いできたこと。

宗衛門さんとはお互いのホームページやブログで交流があったのですが、少し前にご連絡頂いた時は懐かしさと、覚えていてくれた事への嬉しさで胸がいっぱいになりました。

 

もう1つは「16年ぶりにかつて鹿島鉄道を撮影してきた仲間達で集まれました。」…とわいえすさんを始めとした先輩方から教えて頂いた事でした。

車内は同窓会みたいな雰囲気でしたが、まさか微力ながらもそんな繋がりのお力になれたとは思わず…。鹿島鉄道は子供の頃に何度も何度も貨物列車を撮りに行き、職員さんにも良くして頂いた思い出があるだけに、帰り道で少し目頭が熱くなりました。

 

今回はSNSで繋がった「ここ7〜8年の繋がりの方々」と「インターネットでホームページが流行り出した頃の伝説の管理人と掲示板に書き込んでいた方々」の架け橋になれたでしょうか。

また参加したい!というお言葉も頂けて、本当に頭が上がりません。

 

この日参加できなかった方々も含めて、今後も新旧茨城県にゆかりのある鉄道好きの皆様で熱く語り合える機会を模索していきたいなと思えた1日でした。

 

最後になりますが、ご参加&準備にご協力頂いた皆様とひたちなか海浜鉄道関係者の皆様に深くお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

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最後の最後まで、しっかりふざけました笑