だいだい色の機関車を追いかけて

9割方ディーゼル機関車のブログです。

西日本内燃遠征2023春…その4

4/8に行われた、Kさん主催の若桜鉄道チビロク撮影会。

職員さんと運営陣の入念な準備により…

 

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before

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after

磨き出すとこんなにも違うんですね!

あと、前面の手すりって取り外せるんだ…。

今更ですけど笑

 

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篠ノ井機関区の区名札を用意して下さった主催者のKさんには頭が上がりません。

西日本内燃遠征2023春…その3

自称!撮り鉄最後の良心と声高に叫び、仲間から残念な目で見られるKさん主催の若桜鉄道チビロク撮影会へ。

鳥取駅に着き、駅員さんに切符を渡してバスに乗り継ぎ。

バスは若桜鉄道と並行して走る区間がありましたが、素晴らしいロケーション。

踏切を見てるだけでスナップしたくなる様な区間もありました。次回への課題か?

ここを少し前までキハ40が走っていたと思うと、後悔先に立たずです。

本当は鉄道利用で若桜駅へ向かいたいところでしたが、「この後の予定」を考えるとどうしても…。

若桜駅に着くとチビロクがアイドリングしながらお出迎えしてくれて、テンションも上昇!

以下の写真は先程上がってきたカラーネガより。

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桜は散ってしまいましたが、雰囲気は最高。

(カメラ:YASHICA エレクトロGX フィルム:フジエクストラ400)

ちなみに「この後の予定」は、Kさんが撮影会前にチビロクのお掃除をするという事で、お手伝いしましょうか?とお尋ねしたらOKを頂いた事。

熱い内容についてはあえて割愛しますが、現場でも撮り鉄最後の良心と吠えてお仲間さんから総ツッコミされてつつも、実際やってる事は筋の通った、見習うべき陣頭指揮でした。

Twitterでの暴言の数々は除きますけど(笑)

人ってお会いしないとわからない…の、典型例です。

褒めすぎるとKさんのキャラ破綻と営業妨害になりそうですが笑

その後も安全第一でお掃除のお手伝いをさせて頂き、撮影会へ続きます。

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お掃除の合間にこのシーンでシャッターを切って一瞬満足しました。

(カメラ:YASHICA エレクトロGX フィルム:フジエクストラ400)

 

一瞬だけです笑

西日本内燃遠征2023春…その2

Twitter界でTHEプロレスみたいな興行を巻き起こすKさんより、チビロク撮影会にお招き頂いた…現地までの道のりの続き。

前回は新幹線で新大阪まで。

今回は高速バスで新大阪→米子。

高速バスで鳥取駅に行けるのですが、子供の頃の東京発の憧れのブルトレは出雲。

米子に行って、山陰の空気だけでも吸ってみたい的な考えでバスのチケットを手配。

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見返すと、やっぱり無理して米子まで行ってよかった。

(本当はDD51も撮りたかった笑)

出雲が走ってる頃に行ってみたかったなーと改めて思いました。

扇形機関庫、昔は水戸にもあったので懐かしいですね。

この後スーパーまつかぜ鳥取まで向かいますが、後続の普通列車が新型の気動車でよかった。キハ40だったら乗るかどうか迷いに迷ったと思います。

 

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米子に着いてから食べた牛骨ラーメン。

これは美味しかった。見た目よりも味が尖ってなくて、まろやかで。

バスに乗る前に551の肉まんを食べましたが、4時間近く乗ってれば腹も減るわけで笑

結果的に大阪、米子とご当地の食べ物を頂けてよかった。

隣のおじさんが酔っ払って席から落っこちたのはビックリしたけど。

ちなみに、店内至る所にカープグッズ!

やたらカープ色の濃いラーメン屋さんだった…。

某名誉会長のお導きでしょうか?

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↑今注目のコレは乗らないの?岡山周りで乗ればいいじゃん。と聞かれそうですが…

…貯金箱の残高を見るとバスが限界でした。

ちなみにリアルにカンカンの貯金箱(500円玉貯金)です。

ATMで入金しようとして、ワクワクしながら開けて手を入れたら手を切りました。

あ、私は39歳社会人です。カミさんも職場の上司も呆れていました。

次回でやっと若桜に到着!

西日本内燃遠征2023春…その1

 遡ること数ヶ月前、Twitterで暴れ回っているKさんから若桜鉄道撮影会のお誘いを頂いた事から始まりました。

カミさんは勝手に行けと半ば呆れ気味でしたが、何度もお誘いを頂いていたのに申し訳ないという気持ちと、被写体がチビロクという事でお誘いを快諾。

しかし久しぶりの遠征なので、一兎を追うものなんとやら…ですが、せっかくなのでか色々と眺めながら鳥取まで向かおうと計画を練りました。

鳥取に行くには新大阪からバスで行けば良いらしい…米子周りか鳥取駅行きか?で、ハードスケジュールの米子周りを選択。

そんな事をTwitterで呟いていたら、関西でDLを追うのっちっちさんからご連絡を頂き、新大阪下車数分でDE10を撮れる事が判明(今更…笑

新大阪は野球観戦や社員旅行で何度か通ってるのに、有名な宮原支所が新幹線の真下にあることを知らない無知っぷり。

そこに何ともう1人の巨匠、とあるDE10好きのつぶやきさんもいらっしゃることになり、貴重なお話に花を咲かせました。

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お二人いわく、宮原タヌキ。勝手に命名したらしいです笑

しかし何でここにタヌキ?守り神?

もう今日は入換が終わっちゃったかも?と言う事でしたが、アレはここでスナップしたいとか、色々と想いが。

たこ焼き屋とスナップしたいっすねぇー

と言ったら

地元だとそんな視点はないですよー!

との事でした笑

我ながら観光客的な?視点と、お二人の関西弁に旅情を感じつつ、最後はとあるDE10好きのつぶやきさんがバスの出るなんばのターミナルまでご案内して下さりました。

なんばは新宿、池袋レベルの複雑さですね。

気づいたらたこ焼きを食いそびれましたが、次回は食欲と写欲的にもたこ焼きが課題です(笑)

この先も、ですが!これだけ色々な方々に出会う旅はコロナ禍前でもあったかどうか?

お二人に感謝感謝しつつ、ハードスケジュール珍道中の始まりでした。

あ!会話の中で出たしらほさんすいごうさんらの名は関西まで轟いていた…というオチつき笑!

キハ205、貸し切っちゃいました!

貸切列車。

鉄道好きなら1度は頭をよぎるのではないでしょうか。

そんな中で、いつも水郡線を撮る仲間内で出た

ひたちなか海浜鉄道のキハ205なら10万円で貸し切れるらしいよ〜」

最初はそんな形でおぼろげながらに何となーくいつもの皆さんと話していましたが、

いつまでも妄想してるならいっそ問い合わせてみるか!

とメールを送信。

すぐに詳しい内容で返信が到着。

本当にメールが返って来た!(←当たり前だろ…)と、

少し緊張気味に打ち合わせること数十通、ついに貸切当日を迎えました。

水郡線を中心に繋がりのあるご友人&巨匠と伝説の人 +ご紹介頂いた巨匠の方々を合わせた総勢21名とお子様3名。

 

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事前にツアー内容をご連絡し、人数分プリント。

普通に昼間走らすだけではベタすぎるよなー…と、あえて日没間際の発車を計画。

これが後に予想よりも大きな反響を呼ぶとは、この時は想像もしていませんでした。

 

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↑雑貨屋の配達状態に笑

 

車内の撮影用小道具も兼ねて…

ひと昔前に駅弁屋で売っていたポリの茶瓶…浅草のかっぱ橋で調達!

後は、みかんとみかんを入れるネット

それにバヤリースオレンジの瓶ジュースです。

コーラやジンジャエールは炭酸苦手な人がいると思ってパス。

 

マーズさんからは、だいだい色で徹底してるのかと思いましたよーとツッコミが入りました笑

 

みかんは本当は冷凍ミカンにしなかったですが、さすがに無理!

でも、これで子供の頃の列車旅の雰囲気が出せるかなと。

瓶ジュースはもうひと世代昔の列車旅でしょうか。

 

集合場所の那珂湊駅に…。

…?

集合時間前なのに皆さん集まり過ぎで笑いました!

集合時間は17時~17時30分と告知したのに、16時40分に受付開始!

それだけ皆さん楽しみにして下さって、乗る前から1人で恐縮しきり。

 

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ヘッドマーク作成者のしらほさんもギリギリセーフ!

デザインが茨城県の鉄道を超リスペクトしています。

作成のみならず、装着の調整まで完璧!

さすがしらほさん!でした。

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思ったよりも早く入換が完了したので、阿字ヶ浦で装着する予定だった髪切り羽黒さんからお借りした水郡線サボもフライングで装着。

これはなかなか泣ける〜。

その後皆さん持ち込んだサボを思い思いに装着。

 

夕方に発車して夜の撮影会を企画。

その判断が正しかったのかは、発車して10分後に判明しました。

この車窓を見て、まさかこんな素晴らしい車窓を見れるとは…思わずびっくり。

最初はこうなると思わずに海の方も見ていたものですから…。

前の週までは雨予報だったんですけど、参加者に伝説の晴れ男がいたからですね!さすがです。

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車内を見れば皆さん一斉にカメラを構えていました。

 

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持ち込んだ小道具の数々も役に立って何より。

トリデーさんは自ら青春のびのび切符を持ち込んで、このボックス席だけ往年の雰囲気感が倍増していました笑(高浜1号さんのツイートより引用)

 

↑ご家族で楽しんで下さった方々も。

↑車内では車掌さんが「特別放送をしますよ!!」と、臨時急行あじがうら号のリバイバルアナウンス。

 

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折り返し駅の阿字ヶ浦と勝田でも職員さんがノリノリでスナップのエキストラを演じて下さりました。

その後、車両不具合が発生して撮影会の開催が危ぶまれましたが、担当者様からOKのサイン。

(併結していた定期列車のお客様には深くお詫び申し上げます。)

 

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皆さん思い思いに撮影されていて、私もほっと胸を撫で下ろしました。

遠方からいらっしゃった方は帰りの列車の時刻ギリギリになってしまいましたが、皆様の機転で何とか間に合ったとのご連絡を頂き、この日2回目…ほっと胸を撫で下ろしました。

 

この日とても印象に残った事が2つ。

1つは約18年間の間インターネット上で繋がりのあった、ひたちなか海浜鉄道公認カメラマンの宗右衛門さんにお会いできたこと。

宗衛門さんとはお互いのホームページやブログで交流があったのですが、少し前にご連絡頂いた時は懐かしさと、覚えていてくれた事への嬉しさで胸がいっぱいになりました。

 

もう1つは「16年ぶりにかつて鹿島鉄道を撮影してきた仲間達で集まれました。」…とわいえすさんを始めとした先輩方から教えて頂いた事でした。

車内は同窓会みたいな雰囲気でしたが、まさか微力ながらもそんな繋がりのお力になれたとは思わず…。鹿島鉄道は子供の頃に何度も何度も貨物列車を撮りに行き、職員さんにも良くして頂いた思い出があるだけに、帰り道で少し目頭が熱くなりました。

 

今回はSNSで繋がった「ここ7〜8年の繋がりの方々」と「インターネットでホームページが流行り出した頃の伝説の管理人と掲示板に書き込んでいた方々」の架け橋になれたでしょうか。

また参加したい!というお言葉も頂けて、本当に頭が上がりません。

 

この日参加できなかった方々も含めて、今後も新旧茨城県にゆかりのある鉄道好きの皆様で熱く語り合える機会を模索していきたいなと思えた1日でした。

 

最後になりますが、ご参加&準備にご協力頂いた皆様とひたちなか海浜鉄道関係者の皆様に深くお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

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最後の最後まで、しっかりふざけました笑

風車

あっちでカラカラ、こっちでもカランカラン。

中舟生の駅はこちら側も、線路の向こうもお手製風車だらけ。

そういえば祖父母の家にも頂き物のお手製風車がありました。

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中舟生の風車は空き缶の再利用が殆どです。

次はもっと風車が目立つアングルを模索したい!

千波大橋から

子供の頃、水戸のJA会館付近から千波大橋へ坂道を下ると、右手に操車場、左手に水戸機関区が見えてワクワクしたものでした。

今日はシガが流れ、臨時の風っこが走る水郡線沿線でしたが、カメラは持って行ったものの撮るタイミングもなく。

それならフレッシュひたちリバイバルで塗り替えられたK17編成…タッチの差で撮れず。

でも折角だからと冒頭に書いた場所付近で簡単にスナップして帰ることに。

というのも車で千波大橋を通ったらDE10が目に入って、過去の記憶が呼び起こされた様な。

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横着して手持ち。ISO3200で撮影。

せめて一脚は使えよと思いましたが、ノイズも味という事で…。

EF81やDE10がたむろしていたあの頃よりは寂しくなりましたが、千波大橋の交差点から橙色の車体が見えると気分が高揚する事は今も変わらない事実なのでした。