かつて水戸駅の上野方、水郡線の気動車が置いてある後ろに「水戸駅貨物取扱所」がありました。今はJR貨物水戸ORSですね。
幼少期に母親が恐らく日々の目測?で10時30分くらいと13時30分くらい(ちなみに末期は14時30分くらい)に水戸駅からDE10が来ることを突き止めて私を連れて行ってくれた事が趣味の原点の1つとなりました。
堂々と本線横断!
しかも今はスノープロウを外してしまった1571号機の(多分)貴重な1枚。
水戸駅の大洗鹿島線側のヤードに貨物列車が着くと、手際よく切り離されDE10を連結、堂々本線横断をして水戸駅貨物取扱所へ向かいました。ちなみに帰りは貨車が先頭の推進運転。
今思うと信号係さんは常磐線の行き来と水郡線の気動車の入換の合間を縫っていたので神経を擦り減らしていたのかな?と想像しています。
引き上げ線の末端はこんな雰囲気。
貨車が沢山繋がれる時だけここまで機関車が来るので、それを狙った1枚だったかな?
雪の日の1枚。
昔はヤードの横にスケート場があって、私はスケート場の裏道からしょっちゅう入換作業を眺めていました。
当時はDE10をずーっと見ている人なんて皆無なので珍しい少年だったのか、操車係さんにも随分と優しくして頂きました。
入換の後に千波大橋の下まで自転車で追いかけて手を振ったりした思い出も。
今ではついに線路も剥がされて寂しくなりました。
廃止年月日は特に記憶にないですが、東日本大震災で被災して以降、運転されなくなりました。
スケート場があったあの場所は花火大会の穴場スポットだったり、入換作業を眺めたり、今は更地ですが思い出深い場所の1つです。